札幌市電

札幌市電は 一条線（西4丁目停留場 - 西15丁目停留場）、山鼻西線（西15丁目停留場 - 中央図書館前停留場）、山鼻線（中央図書館前停留場 - すすきの停留場）、都心線（すすきの停留場 - 西4丁目停留場）の4路線からなっています。全区間を総称して「一条・山鼻軌道線」または単に「軌道線」とも呼ばれています。

路線距離は8.905kmです。 地元では市電、電車と呼ばれています。

かつて1909年に建築用石材「札幌軟石」の輸送線として敷設されたのが始まりとされています。それから現在に至るまで札幌市民の足として現在も利用されています。開業100年を超える歴史ある市電です。

札幌市の冬の風物詩「ササラ電車」という電車があります。ササラ電車は路面電車の軌道に10センチ以上雪が積もったら雪を払う作業電車で、毎年社員がササラという細い竹を200本束ねて円柱状にしたものを電車に800束取り付けるという作業をしているようです。