JR山田線

JR山田線は盛岡駅から宮古駅までを結ぶ、JR東日本の鉄道路線です。

路線距離は102.1 kmで、下閉伊郡山田町を目指して建設されたことから山田線と名付けられました。岩手県の県庁所在地である盛岡市と沿岸地域の拠点都市である宮古市を結ぶ路線で、閉伊街道に沿って全線、山間部を横断しています。

かつては釜石製鐵所や釜石鉱山があった釜石と東北線とを連絡する鉄道ルートとして貨物輸送に貢献した、岩手県北部における唯一の海岸部と内陸の直通路線でした。

秘境路線と言われる山田線を土休日に楽しめる「さんりくトレイン宮古」や年末年始の「ふるさと宮古」、冬に開催される本州一の水揚げを誇る宮古真鱈が楽しめる「宮古真鱈まつり」に合わせて運転される「宮古真鱈号」など観光客を楽しませる臨時列車があります。